基本をしっかり押さえておこう!

皆さんは、リン酸処理という手法をご存知でしょうか。リン酸処理は、亜鉛でメッキされた金属部品等をリン酸に浸す事により、塗装をする際にそれが金属部品等に馴染みやすくするようにする事を主目的とした処理になります。それ以外にも、塗装後の膜に傷が付いた時に起こる錆を防止する意味合いでも広く用いられています。このリン酸処理は遠い昔から用いられていた処理方法で、金属の武具等の錆防止が主な目的でした。それが産業構造の変化により、自動車や精密機器に用いられる金属に使える処理として、重宝されるようになりました。

特に亜鉛を用いたリン酸亜鉛処理が日本では多く用いられていて、私たちの身の回りにある製品類にも使われている事が多いです。その理由には色々ありますが、使いやすさというのが主な理由になります。処理温度に融通が利く、使用出来る素材が多い等という事から製造の現場はもちろん、金属の風合いを出す等芸術目的で利用されるケースも少なくありません。

具体的にどんなメリットがあるの?

では、具体的にリン酸処理にはどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは、耐久性だけでなく、建材等に審美性も与えられるという点があります。先述の通り、金属そのままの時には無い色合いを表現する事も可能なので、業務の分野はもちろん、個人でも物置等の見た目を良くするためにエクステリア業者にリン酸処理を依頼するという人も少なくありません。また、すべり耐力が高いという点も見逃せません。建築の現場等ですべり耐力を必要とする際、他の処理方法よりも比較的簡易に行えるこの処理を選ぶという現場も多いようです。

リン酸処理とは、リン酸塩の溶液によって金属の表面にリン酸塩被膜を作る処理のことです。処理後には自然な質感が生まれ、金属本来の重厚感が際立ちます。

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